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SHARE300 一周年記念特別企画
今一生(フリーライター、SHARE300会員) x 陣内文部(SHARE300発案者)スペシャル対談

2008年10月29日

ウェブというニューメディアを利用し埋もれた才能やクリエイティブの掘り起こしを目的とし、また閉塞したコンテンツビジネスに新風を吹き込むが如く既存メディアでは提案出来ない新たな方法論やシステム構築を目論みインディシーンからメジャーマーケットに勝負を挑めるような人材とコンテンツの発見と提案を仕掛けるベンチャープロジェクトSHARE300。プロジェクトスタートから試行錯誤の一年を経た現在、今此処で再度「SHARE300と何か?」への回答を導き出すべくSHARE300発案者とSHARE300にいち早く理解を示し期待を抱くオープン当初からの会員であるフリーライター今一生氏に「SHARE300とは何か?」への回答と将来像を語って貰った。

(対談開催日:2008年10月24日)

≪SHARE300とは何か?≫

SHARE300 一周年記念特別企画 スペシャル対談

 

陣内文部
陣内文部
株式会社クルーソー
代表取締役
SHARE300発案者

●原点は「ダイヤルQ2」

「クレジット決済もまだ一般化してない中で、もっと気軽に決済が出来るシステムが出来ないかなと思って考えていたのがこのSHARE300の原点で、その見本がダイヤルQ2でした。一コンテンツ¥300というものそこからアイデアが浮かんだ。人が価値あるものと考えて支払う金額って¥100じゃ嫌がるかなというところで¥300が妥当だろうとそれを基礎としました。」

●クリエイティブ発表の為のネット利用の汎用化

「SHARE300をやりたかった理由のひとつは、文章を書く人がネットにどんどん文書を書き始めた。同時にイラストの人も書き始めた。その当時はまだ映像というのは殆どなかったけど、デジタルファイルに出来るものが何でもネットに書き込まれるようになった。僕自身もホームページパーツなどをネットにアップしていてそれを見た人が使ってくれてたりしたんだけど、その時に『これがお金になったらもっとやる気になるのにな』と思ったことがSHARE300開発に繋がった。」

●ネットならではのディープでコアなコンテンツの存在

「例えば小説(女装ものとか同性愛ものなど)なんかは当時既に郵便振込みを利用したりして有料売買されていた。もちろんそれらはそれなりに面白くて価値があるものだった。ならばそれら商品価値があるコンテンツをもっと手軽に有料化できるシステムを与えてあげたいな、というのも開発理由の一つだった。またそれらの販売術というのも優れていて、例えば連作の小説なら一章、二章は無償で提供し、三章、四章は販売するみたいなテクニックがあったりして面白いマーケットだなと思って。」

●SHARE300とはカオスでありフリーマーケットであり

「様々なコンテンツが出てきて有料作品もあったりして、もちろんその中には面白いものもあればつまらないものもあり。人の作るものだからそれはしょうがないことだけれど、でもその中で「こんな凄い作品もあるのか」みたいな新しい発見があったりして。そういうものを全てひっくるめてコンテンツのカオスだったりフリーマーケットだったりみたいなそんな場所が作りたかったというのがSHARE300の世界観ですね。」

●SHARE300は優しいフリーマーケット

「きっと『自分は才能があるんだけど』と思っている人って世の中沢山いると思うんですよね。でもそういう人でもコンテストや賞レースに参加することは意外と躊躇することが多い。逆にやる気満々な人のほうがつまらないというパターンもあったり。そういう状況をみて、特に前者のような才能があっても自己アピールが苦手な人みたいな人がもっと気軽に作品を発表できるような優しいかカオスな場であって欲しいなというのがSHARE300への願いであって。イメージは代々木のフリーマーケットみたいな感じかな。社運をかけて命がけで出店している企業のブースもあれば、ダンボール一個でいらなくなったレコードとかギターとかTシャツが並べられているこじんまりしたブースがあっても良くって。人の集まりは芳しくないんだけど、でもその人は意外と気持ちいいみたいな。そんな場所を作りたっかったというか。」

 

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